ホーム  >  「パワービルド工法」の3つの要素

木の剛邸

メタルジョイント方式による
新・木造軸組工法“パワービルド”。

高性能金物による接合、立体解析と許容応力度計算による専用CADと、それに基づく木材プレカット加工など、高い構造信頼性を実現する、オリジナル工法「パワービルド」。柱や梁には頑丈な構造用集成材を使用し、さらに壁には構造用耐力面材で補完。 点と面、両方で建物を支える、優れた性能を発揮する新しい建築工法を確立しています。

  1. no1

    オリジナル接合用金物

    木材接合部を
    高性能専用金物で繋ぐ仕組み。

    pb_pt01_03

    高強度「炭素鋼鋳鋼」
    厚さ6mmの 鋳鋼品

    ノンボルトを実現するロストワックス製法。一体成形型の梁受け金物は、強固な接合部を実現しています。

  2. 構造用集成材

    木を超えた強い「木」でつくる、
    温もりある建物へ。

    厳格なJAS(日本農林規格)を
    クリアした 木材

    接着性能、強度性能、ホルムアルデヒド放散量などJAS適合。大節、割れなどを除去し、品質を均一化した材料です。

  3. no3

    構造用耐力面材

    基礎から壁まで一体化させた
    災害に強い構造づくり。

    モノコック構造で高耐震を
    つくる パネル

    耐力面材で、土台・柱・梁・床を一体化し、ひとつの箱状とすることで、建物にかかる力を全体に分散し、外力に効果的に抵抗します。 構造用面材を土台・梁に直接取り付ける剛床構造で、水平力をバランスよく分散し、地震や台風による揺れから守ります。

高強度、高精度な専用金物で建物をつくります。

pb_pt01_06

ボルト・ナット不要の独自工法

パワービルド工法は、ボルト・ナットを使用しないため、接合部のゆるみを解消し新築時の性能を長期間にわたって維持することができます。さらに熟練技術を必要とせず、ドリフトピンを打ち込むだけで、施工時のバラツキを無くし構造設計時の安全性を確保できます。

防錆性能

接合金物の防錆性能を期待するには、接合金物(梁受金具)と接合具(ドリフトピンなど)の防錆性能が両者とも同等の組み合わせであることが必要です。この為、パワービルド工法では、すべての専用金物にジオメットと呼ばれる耐食性の高い特殊な防錆処理を施しています。

高度精度な専用金物

専用金物は、すべて日本工業規格(JIS)相当のASTM規格(※1)及びGB規格(※2)の鋼材です。梁受け金具は精密鋳造品に用いられているロストワックス製法で製作。粘り強さ(靱性)があり、硬さ・引っ張り強さ・衝撃性・耐久性に優れ、車両部品・原子力部品・高圧バルブなど、精密かつ耐久性を求められる部品に多く使用されています。また、表面が滑らかで施工性が高く、圧縮したり、曲げたり、叩いたり、削ったりせず外力が加えられていないため、材料強度の方向性がなく均一で安全です。これらの卓越した品質と精度がパワービルド工法の基本となっています。さらに、ヨーロッパ連合(EU)の安全基準(CE)にも適合しています。

pb_pt01_02gif

※1 ASTM規格-American Sociaty of Testing and Materials(米国材料試験協会)
※2 GB規格-中国国家標準

ページの上部へ